当社は、鹿児島県内のヒサカキ生産農家と協賛者により、令和4年1月に設立された合同会社です。
生産者から全国の消費者に鹿児島県産の枝物（榊(サカキ）、姫榊（ヒサカキ）、樒（シキミ））を、「上質で均一」ものを安定的にお届けする流通先の開発と商品供給体制の窓口として設立されました。
鹿児島県では、これまで「特用林産振興基本計画」が策定され、花木（枝物）に関して、大隅地域を中心に、県内各地で「榊(サカキ）、姫榊（ヒサカキ）、樒（シキミ）」等の樹林造成や、広域的な集出荷体制等の整備と、産地化が進められてきております。
その結果、温暖な気候を活かした畑作により、品質の高い枝物の日本トップクラスの生産地としての役割を果たしてきております。
私達は、鹿児島県産の愛情を込めて生産された『国産の瑞々しい枝物』を神棚や仏花及び玉串用として、皆様にお届けいたします。 

国産の枝物「サカキ、ヒサカキ、シキミ」の生産と普及・販売を目指しております。
現在、日本で生産された枝物は、主に、花き市場での販売や、問屋卸などの生産者から仲介業者経由で販売されております。
こうした販売方式に対し、最近では、通信販売システムの発達により、直接、販売店や企業、個人のお客様へネット販売によりお客様に直接販売されるようになってきております。
当法人は、現在、販売されている90％を占めていると言われる「中国産の枝物」販売市場に対し、鹿児島県の温暖で生産に適した気候・土質の中で育てられた緑豊かな「国産の枝物」を、「神棚・仏花用」、更に「玉串用」として、次のようなお客様に生産者から直接お届けする「ネット販売事業」を行って参ります。

①問屋・花屋への販売
②神社・お寺・葬儀場への販売
③企業・個人等への販売

私たちが生産圃場のある南九州は、枝物の生産に適した気候・土質にあります。温暖でほとんど霜降がありません。また周辺の土質は玄武岩～安山岩を主とした火山礫質で水はけに優れています。
荒地や休耕地を緑豊かな枝物専用の生産耕作地として整備し、地域の人々の協力のもとに「上質で均一な品種」を生産しております。
 
SDGｓで謳われた「社会・経済・環境」の相互リンクに即した、地域環境の緑化と活性化と社会に広く認知され、末永く愛される事業体をめざして参ります。
「上質で均一な品種」を、全国の花屋さんをはじめ消費者の皆様へ安定的にお届け致します。